おとついの晩ご飯

忘れやすいので忘れたくないことを書いています。

【VisualStudio】C++プロジェクトのリモートデバッグ方法

問題

リモートデバッグの方法をわすれてしまいそうなのでメモ


解決

  1. リモートPC(アプリを動かすPC)にリモートデバッグツールをインストールする。 https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/ f:id:meme1111aMOMO:20210625174949p:plain

  2. 動作確認をしたいアプリケーションをリモートPCに配置する。

  3. リモートデバッグツールのツール > オプションで、認証モード:認証なし を選択し、[すべてのユーザーにデバッグを許可する]の部分にもチェックを入れる。
    [アイドルタイムの最大値]は0に設定。
    ※セキュリティー上問題ない場合

  4. ローカルPC(VisualStudioがインストールされているPC)でプロジェクトのプロパティより以下の設定を行う。

    • 構成プロパティ > デバッグを選択し、起動するデバッガーを[リモート Windows デバッガー]にする。  f:id:meme1111aMOMO:20210625180820p:plain
  5. その他の項目は以下の通り設定する。

    • リモートコマンド:リモートPCのEXEのパス。([例]C:\remote\Test.exe)
    • リモートコマンド引数:必要であれば設定する。
    • 作業ディレクトリ:よくわからない(とりあえずc:\remote)
    • リモートサーバー名:リモートPCのIPアドレスまたは、リモートPC名を設定。
    • 接続:認証なしでリモート接続する(※安全性が確保できる場合)
    • 配置ディレクトリ:よくわからない(とりあえずc:\remote)
  6. ローカルPCよりVisualStudionのデバッガーを[リモート Windows デバッガー]にして実行する。
     f:id:meme1111aMOMO:20210625182040p:plain


うまくいかない時

  • ローカル環境でのリモートデバッグの場合、IPアドレスサブネットマスクがローカルPCとリモートPCで一致しているかを確認する。
    IPアドレスはローカル:192.168.0.2、リモートPC:192.168.0.3といった風に設定。

  • VisualStudio上にリモートPCが表示されない場合(Windows10 Pro)
    Local Security Policy ⇒ Network ListManager Policies ⇒ Unidentified Networksの  Location:private
     User Permissions:User can change location
    に設定する。